ピンクのひまわり

輝きは君が残した明日を生きるための希望

人に言えないこと、言わないこと

 

 

加藤さんが、突然スペースをしてくれた。

 

 

 

 

 

自分に嘘はつかなくていいよ、というようなことを言っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スペースが始まって5分程経った頃聞き始めると、

加藤さんはおもむろに「あー、まあ、うん、行ってきたんですよ、ライブに」と少しはにかむように話していた。

山下くんのライブに招かれて行ったこと、その前に食事にも行ったこと、色々な話をしたこと、色々な感情があったこと。「誰も傷つけたくない」と言う加藤さんは、すごく丁寧に、優しく、思った以上に色々なことを話してくれた。

 

メンバー脱退の過去が自虐ネタになる度に、少し酸っぱい顔をする加藤さんが、まさかこんな風に話してくれるとは思わなかった。それこそ、今回だって、ツーショットを載せた小山さんとは対照的に、知らない人が見たら何も分からない、直接的な言葉を使わないツイートが、彼らしいなと思っていた。バラエティでも、ライブMCでも、3人になってから加藤さんだけが、私の大好きな彼の名前を呼ばなかった。

 

そんな中、山下くんのライブに2人が行ったことや、それを公式のSNSで報告してくれたことで、私は少し希望を見出していた。遠い未来、私の大好きな彼も、またメンバーと並んでくれるのかなって。

 

でも現実は、そう簡単な話ではない。

 

もしかしたら、私の大好きな彼が、再びメンバーと笑っているところを見たり、ご飯に行った話を聞くことはもう二度とないかもしれない。そう言われた訳ではないけど、何となく、夢を見すぎないようにしようとも思った。

 

加藤さんが切り抜きを異常に嫌がっていたので、本人の言葉にならないように伝えるけれど、色々な感情の話をした後に、自分の気持ちには正直に生きて良いと話してくれた。

その時、私はすごく救われた。

 

正直、自分の気持ちを隠したことが、もう何度も何度もある。

 

加藤さんは誰も傷つけたくないと言っていたけれど、私はそんなに出来た人間ではないので、自分が傷つかないために、自分の感情に蓋をした。

 

NEWSが3人になってから知り合ったNEWS担もいるけれど。

手越担だったこと、今も手越くんが好きなこと、でも手越くんがいない今のNEWSも大好きなこと。

怖くて言えなかったことがたくさんあった。

色んな意見を目にして、私がおかしいんだと思って、悲しくなることもたくさんあった。

 

でも今日の加藤さんの話を聞いて、私の感情は私が抱きしめて守ってあげて良いんだと思えた。恥じることじゃないし、自分にまで嘘をつかなくていいんだって、きっと私と違う感情を持っているだろう人が、そう言ってくれたことが嬉しかった。

 

ずっとずっと、彼のことも「大好きで大好き」だから。大嫌いを抱いたことがない私でも良いんだなって、そう思えて嬉しかった。こんな私だから、ネタでも彼の話題に触れたがらない加藤さんに寂しさを感じることもあったけど、でもそんな加藤さんが丁寧に紡いでくれた今日の言葉に、私は本当に救われたし、居場所を見つけられたよ。

 

今日のスペース、聴けて良かったなあ。

最近この時間労働してるから、今日ちょっと早く帰った私、よくやった!

 

加藤さんが、NEWSにいてくれて良かった。

NEWSも、幸せでいてね。