ミュージカル手紙2022を観劇して来ました。
いつもゆっくりレポ書くけど、これだけはちゃんと記憶があるうちに書かなきゃいけない気がして、帰りにカフェに寄って書いてます。
まだ新しい記憶と、終わった瞬間に残した(クソみたいな)メモを頼りに、今回だけは、ちゃんと伝わるものがあるブログにしたいな。
ネタバレ多々なので、これから参戦する方は読まないでね。まああと一日だけど。私のフォロワー侍担いないけど。(笑)
簡単にあらすじを説明すると、両親をなくして2人きりで生きてきた兄弟がいて、出来の悪い兄は優秀な弟なおきを大学に行かせるために毎日一生懸命働いていた。それでもやっぱりお金が無くて兄は強盗をしてしまい、それを家主に見つかったので口封じのために殺してしまう。
それから弟は、「殺人犯の弟」として差別されるようになり、高校は卒業したものの、大学進学を諦めた。当時は兄が罪を犯したのは自分のせいだと自分を責め、兄とはまめに手紙を送りあっていた。工場で働きはじめると、そこで出会ったヒロインと夢について語り、再度大学を目指して見事に合格。高校時代の親友に誘われて、バンドを組み、働きながらもずっとやりたかった音楽を始めた。
ところが、バンドにデビューの話が持ち上がると、「殺人犯の弟」がいる状態ではデビューさせられないと言われ、なおきは泣く泣くバンドを去ることに。付き合っていた彼女(※ヒロインとは別)も離れていき、なおきはまた1人差別に苦しむことになる。兄への怒りが増し、手紙を送るのをやめる。
その後なおきは就職し、工場時代から仲良くしていたヒロインゆみこと結婚して一人娘を授かる。ところが、社宅でも「殺人犯の弟」と噂されるようになり、自分のみならず妻も娘も差別を受ける現状に耐えられず、兄と本当に縁を切る選択をする。最後の手紙では、あなたのせいで家族が苦しんでいる、と告げる。
その後、けじめをつけるために、兄が殺した被害者の息子に会いに行く。そこで、兄が自分のみならず遺族にも手紙を送り続けていた事を知る。いくら詫びても許されないし、忘れられないけれど、これで終わりにしよう、と言われる。私たちは10年も苦しんだ、と。
バンドに誘ってくれた親友に誘われて、兄が収容されている刑務所でのライブに参加。久しぶりに兄弟が再会したところでこの舞台は幕を閉じる。
めちゃくちゃざっくりだからあまり伝わっていないと思うけど、考えさせられることがすごく多かった。
これを見たら、なおきは何も悪くないから差別は良くないと思うけれど、じゃあ実際自分のまわりに犯罪者の家族がいたら、関わりたくないと思う。殺人は許されないことだし絶対にやってはいけないことだけど、そこまでしてでも、お金を盗んででも弟を大学に行かせたかった気持ちも否定するのは難しい。犯罪は悪いことだし、犯罪者は許せない。犯罪者の家族だから、という理由だけで仲間はずれにしたり、いじめたりするのもいけない。だけど、全員に少しずつ共感出来てしまう。人間って難しいなと思った。
なおきは何度も立ち上がったし、夢も目指したし、真っ直ぐに生きてきたけど、その度に裏切られて、何年経っても「犯罪者の家族」のレッテルがついて回って、結婚することによってその被害を受ける人は増えてしまって。きっと世の中にも本当にこういう苦しみ方をしている人がいるんだろうなと思ったら、なんだかやりきれなかった。
と、ここまで真面目に書いてきたけど、向いてないね。笑
何を隠そう、ここまで私のアホみたいなメモは1ミリも参照していない。
と、いうわけで!
ここからはいつも通りの感想を垂れ流します!まあ主にれいあくんのことなんですけど、大光とこんぴちゃんも最高だったので2人のことも書くよ!!
まず、れいあくんはユースケという、上のあらすじでいうなおきの親友の役なんだけど、この役どころがまじで最高だった。
スパヒロのゴタンダくんもめちゃくちゃ可愛かったけど、ユースケはそれ以上にぶっ刺さりました。
なおきがいるとデビューできない、ってなった時にバンドメンバーの2人(こんぴと大光)はデビューしたいからなおきに辞めて欲しいって言うんだけど、ユースケくんはそれでもなおきに残って欲しいって言うんだよね。情に厚い男ユースケ、お前しか勝たんよ、、、、
役どころの話でいくと、これみんなめちゃくちゃ色んな役をやってて、それが面白かった!
侍ふ読んでて1人で何役もやるのは知ってたけど、まあそれにしても色々やるね?
電気屋さん店員の黒髪メガネれあたんがさすがにミムりんすぎてかわいかったし、黄色の法被似合いすぎだし、ポリスのこんぴは爆イケなんだけど囚人役の直後にポリスで出てくるのバカおもろいし、極めつけは、ひったくり犯役の直後に医者役で出てきた佐々木大光が1番面白かったです。「娘さんは集中治療室にいます」じゃねーのよ、さっきお前がひったくったから怪我してんのよ???
ちな大光ちゃん、最近めちゃくちゃパンチパーマの話するからそれがメインなのかと思いきや、メインはただの金髪爆イケバンドマンでした。パンチパーマの引越し業者しか覚えてないけど後なんだっけ?囚人もパンチパーマ?
こんぴちゃんはめちゃくちゃ本当に顔が綺麗で、ポリスも最高だったんだけど、バイト先の店長と、おかっぱ頭の電気屋さんと、保育士さんがおもしろかわいくて笑いました。
れあたんは大光とこんぴより出番が多かったから、役数は少なかったけど、囚人役もやってて。囚人が牢屋の中で机に伏して顔だけこっち向けてるときに双眼鏡覗いてたんだけど、めちゃめちゃ目合ったんだよね…………(特大勘違い)
やっぱり本当に顔が可愛いね…
囚人が沢山出てくるシーン、牢屋だから暗いし、みんな帽子を深く被って同じ格好だから探すの大変なんだけど、それでもすぐ見つかるくらいれあこんぴの顔が綺麗すぎた。てかこんぴ初めてあんな近くで見たけどまじで綺麗だった。
それからこのミュージカル、事件が起こった1999年から2011年までの12年が描かれるんだけど、つまり話の中でれいあくんは高校生から30歳になるんですね。
いや、30歳より高校生の方がナチュラルな24歳(もうすぐ25歳)、何事、、、、??
ユースケくんずっとかっこよかったけど高校生ビジュアルが1番好きでした。
このシーン劇的によかった
でもやっぱりバンドシーンがいちばんよかった!!!!
なおきの加入前、スペシウムはれあたいこんぴのスリーピースバンドで、3人で1曲やるシーンがあったんだけど、
そこが今日一よかった。
まずれいあくんのベースを久しぶりに見られたことがめちゃくちゃ嬉しいし、こんぴめちゃくちゃ歌うまいし、始まりの大光のドラムソロがめちゃくちゃかっこいい!!!!そしてラスサビでハモるのがまじでアツかった!!!!みんなめちゃくちゃ歌上手い!!!!!!!!
あと一瞬だけれいあくんが舞台上に1人でベース弾くシーンがあったんだけど、めちゃくちゃよかった。ちょっとイライラしてるシーンだから強めに弾いててまじでかっこよかったな………れいあくんのベースの音堪能できたの幸せすぎた。
こんぴが歌ってたり、なおきが歌ってる時
れいあくんはマイクから少し離れてるんだけど、めちゃくちゃ楽しそうに口ずさんでてそれがめちゃくちゃかわいくてかっこよくてかわいくてかっこよかった。
でもみんなの歌のうまさがわかったのは、バンドじゃなくてミュージカルの中で歌っているところで。
今日の出演者全員めちゃくちゃ歌が上手かったんだけど、その中で歌っても輝けるくらいには本当に上手かった。れいあくんめちゃくちゃ上手くなってた😭😭😭😭
ユースケとなおきが2人で歌うシーンで、がなり声も混ぜながら歌ったり、歌の中のセリフでぶん殴りたい!って叫ぶれいあくんも本当に本当にかっこよかったです。
それから、この公演の中で時代の変遷と場面転換とで色んな衣装で出てきたけど、
制服と黄色の法被がいちばん似合うれいあくんよくわからなくて可愛いし、バンドマン役がメインなのにバンドマンのとき謎の柄Tでおもしろかわいかったね。顔がいいからいいけどね。
ちなみに赤ズボンより黒ズボンが似合ってた〜!(何の話?)
オールバック金髪は、やや顔が大きく見えてしまうのでは?という懸念点はありつつ顔がいいのでおっけーです!!めちゃくちゃかっこよかった!!!
最後の挨拶の時、侍3人並んでて、金髪三兄弟みたいでかわいかった。れいあくんはお辞儀が深くてかわいい。
その後のはけ際、まあみんなある程度は手振ったりしながらはけていくけど、れいあくん明らかに個人に手振ってるし、そのせいではけるの遅れてるし、天性のファンサマシーンアイドルで最高でした。あのファンサをもらうまでは死ねない。
というわけで結局いつも通りのアホ感想で締めちゃってるけど、本当に見に行ってよかった。めちゃくちゃいい舞台だった。
3人のみならず、というかヒロインの方の歌声が綺麗すぎで凄かった(染、色に出てた方らしい)
れいあくんがさらに好きになったのは勿論なんだけど、初めて見た外部の舞台に出てるこんぴが凄すぎてびっくりしたなあ。輝きが違う。こんぴ絶対もっと舞台出た方がいいよ、めちゃくちゃかっこよかったよ!!!!!
大光は歌もダンスも上手いし、脚も長いから映えるけど、たまにいつものおもしろ大光が出てくるので楽しい(笑)打ち上げのシュミレーション1人でするところ面白すぎた(笑)
ライブが好きだけど、やっぱり舞台もいいな〜と思ったのでれいあくんが出る舞台は全部行きたいし、れいあくんいなくても侍の舞台見てみたいなって思った!こんぴの沼が本当に深い!(笑)
明日の千穐楽まで無事に駆け抜けられますように!
お疲れ様でした、素敵な時間をありがとう💛